長身のハン・ヘジンが語る職業哲学「ファッションに先入観禁止」
トップモデルのハン・ヘジンが、自身の名前を冠したアパレルブランド「HEDIT」をローンチし、モデルとしての経験を活かした製品開発に挑んでいる。
トップモデルのハン・ヘジンが、ランウェイやグラビアを超え、衣料品ブランドのディレクターとして新たな挑戦に乗り出した。長年ファッション業界で活動して積み上げた経験を基に、自身の名前を冠したブランドを披露する中で、真っ先に口にしたのは意外にも服のデザインではなく、消費者たちの先入観だった。長身でモデル体型として有名なだけに、自分が着る服が一般の消費者にも合うだろうかと懸念される点に自ら触れ、ブランドの方向性を説明した。
12日、ハン・ヘジンのYouTubeチャンネルに「ハン・ヘジン、ついに衣料品ブランドをローンチ」というタイトルの動画が公開された。動画の中でハン・ヘジンは「今回、私が衣料品ブランドをローンチすることになりました」と述べ、衣料業界で長年ノウハウを積み上げてきた専門家たちと協業し、「HEDIT」というブランドを披露することになったと明かした。モデルとして服を着て表現することに集中してきた彼女が、今度は自ら服を企画し、完成させる過程に参加することになったのだ。
ブランドのローンチは短期間で行われたプロジェクトではなかった。ハン・ヘジンは夏から準備に入ってアイデアを具体化し、サンプルを自ら試着した後に修正事項を点検する過程を繰り返した。動画には、最終サンプルを着用した状態でデザインや素材、シルエットを検討し、細かな改善点を議論する姿が収められている。単に自分の名前を貸す方式ではなく、製品開発の過程に積極的に参加することで、ブランドの完成度を高めようとする意志が表れている。
特にハン・ヘジンは、最終段階であるマスターサンプルのフィッティングにおいて、消費者が抱きそうな疑問を真っ先に言及した。彼女は「見ている方は『あんなに背が高い人に合う服が、私たちにも合うだろうか?』と誤解されるかもしれません」とし、「これはすべてモデルサンプルであり、ハン・ヘジンのために製作された服です」と説明した。自分が着ている服はモデルの身体条件に合わせて製作したサンプルであることを明確にし、画面に見える服のサイズだけで一般消費者用の製品まで判断しないでほしいという趣旨を伝えた。
この場面は、ブランドに対する現実的な懸念を先制的に解消しようとする試みと読み取れる。モデル出身の有名人が衣料品ブランドを出す場合、華やかなイメージと独特な体型が製品の魅力として作用することもあるが、同時に実際の購入者が日常で着るには負担ではないかという疑問を生むこともある。ハン・ヘジンはこのような隔たりを意識しているかのように、サンプルと一般販売用製品の違いを説明し、ブランドが特定の体型の人のためだけの服として認識されることを警戒した。
製品を点検する過程でも、ハン・ヘジンの細やかな視線は続いた。ジッパーの持ち手の長さから、袖や襟の部分のデザインまで具体的な修正意見を出し、実際に着用した状態でフィット感や着心地、実用性を確認した。長年服を着て評価してきたモデルの経験が、製作段階でどのような方式で活用されているかを示す場面だ。グラビアで完成された服を表現することと、消費者が実際に着る服を作ることとは異なる領域であるだけに、デザインだけでなく日常での活用度まで考慮しようとする姿が目を引いた。
ハン・ヘジンが志向するブランドの核心は、流行を追う華やかな衣装よりも、長く着られるベーシックアイテムだ。彼女は「日常で快適かつスタイリッシュに、自分のワードローブをベーシックアイテムで満たしていくこと」をブランドの方向性として提示した。続いて「流行に左右されず、どのシーズンに取り出しても無理のないアイテムを作ってほしいという話を最も多くしました」と説明した。特別な日にだけ着る服よりも、普段のワードローブの中で頻繁に手に取る服を作ろうという構想だ。
彼女が衣料品ブランドのローンチに乗り出すまで、悩みも少なくなかったという事実も公開された。ハン・ヘジンはモデルとして活動しながら、衣料品のコラボレーションの提案を何度も受けたが、快く受け入れることはできなかったと打ち明けた。「心の中では、自分は現役モデルであって、服を作るような人ではないという考えを多く持っていたようです」とし、「服を作るよりも、着て表現する職業だという考えを多く持っていました」と語った。モデルとして服を解釈し表現する仕事と、直接商品を企画し製作する仕事の間に、自ら線を引いてきたわけだ。
しかし、時間が経つにつれて考えにも変化が生じた。ハン・ヘジンは「時間が経つにつれて心に余裕ができ、このようなプロジェクトを行うことになったようです」と明かした。長年の経歴を通じて積み上げたファッションセンスを、新しい方式で活用する準備ができたという意味だと解釈される。ただし、ブランドの成否は有名人の名前や感覚的なデザインだけで決まるものではない。多様な体型を考慮したサイズ構成や価格、素材の品質、実際の購入者が感じる着心地まで裏付けられなければならない。
結局、「HEDIT」が掲げる競争力は、ハン・ヘジンの知名度そのものよりも、彼女がモデルとして蓄積した経験をどれだけ実用的な製品として具現化できるかにかかっている。自分に似合う服を作ることと、多くの人が満足して着られる服を作ることは、厳然と異なる課題だ。ハン・ヘジンが直接明らかにした「ベーシックアイテム」という目標が、実際の製品でどのような姿で完成されるのか、モデルを超えてディレクターとして踏み出した彼女の新たな挑戦に注目が集まっている。
イ・チャンソクはMediafineの代表・編集人で、Mediafine Globalでは主にK-バラエティを担当し、K-POP、セレブ、K-ドラマの記事も執筆しています。
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