チェ・ファジョン、母の葬儀で「寿衣の代わりに白いシルクガウンを」と語る
女優のチェ・ファジョンがYouTubeで、亡き母の葬儀での特別なエピソードと「死の質」に対する自身の考えを明かしました。故人の尊厳を重んじる姿勢が話題に。
女優のチェ・ファジョンが、亡き母の最期の姿を回想しながら、特別な葬儀の形式とともに「死の質」に対する自身の考えを明かした。

13日、チェ・ファジョンのYouTubeチャンネル「こんにちは、チェ・ファジョンです」にて、ホン・ジンギョンと共に登場する動画が公開された。この日、二人はともすれば重くなりがちな「死」に関する話題を交わし、それぞれが考える葬儀と最期の姿について率直に語り合った。
「何を身にまとって棺に入りたいか」という質問に対し、チェ・ファジョンは「綿のワンピース」と答えた。
続けて、亡き母の葬儀を振り返った。チェ・ファジョンは「母は寿衣(しゅうい)ではなく、白いシルクのナイトガウンを着た。そうしてほしいと頼まれた」とし、「すべて花で飾った」と語った。
母親が普段から望んでいたスタイルで、最期の装いを準備したという。
特に、チェ・ファジョンは母親の最期の姿を目の当たりにした瞬間のことを振り返り、「その時見て、お母さんが本当に小さかった。あんなに大きな存在だと思っていたのに」と語った。長い年月、自分にとって大きな存在であった母親が、最期の瞬間には小さく儚い姿で横たわっていた記憶が、深く心に残っているようだ。
これに対し、ホン・ジンギョンもチェ・ファジョンの母のことを覚えていた。「お姉さんのお母様、とても素敵だった。私は何度かお会いした」とし、「お母様のご自宅へ遊びに行って、美味しいものをいただいた」と回想した。
二人の会話は、自然と葬儀文化についての議論へと発展した。
チェ・ファジョンは「葬儀文化も大きく変わるべきだ」とし、「生活の質(QOL)と同じように、死の質も問われる」と述べた。単にどれだけ長く生きるかだけでなく、最期の瞬間をどのような形で迎えるのか、そして残された人々が故人をどのように記憶するのかまで考えるべきだという意味だ。
続いて「私はもう(死が)目の前だ。健康に笑いながら死ねるなら、どんなに良いだろう」と淡々と語った。
死を単なる悲劇的な出来事として捉えるのではなく、人生の最終プロセスとして受け入れ、その瞬間まで自分らしいやり方で尊厳を守りたいという思いが垣間見える。
特に、母親に寿衣の代わりに望んでいたシルクガウンを着せたというエピソードは、チェ・ファジョンにとって葬儀が単なる儀礼ではなく、一人の人間が生きてきた趣向と尊厳を最後まで尊重する過程であることを示している。華美な葬儀よりも、故人が望んだ姿のまま送り出すこと。チェ・ファジョンの言葉は、死の備えが、結局は人生に対する向き合い方そのものであることを考えさせてくれる。