「死ね」と呟いた直後に客が倒れる…ホテル新人社員による戦慄の怪談
MBC『深夜怪談会6』で紹介された、ホテルの新人社員による恐ろしい怪談。客への呪詛、20匹以上の蛇、そして執拗なストーキング…人間の不可解な行動が引き起こす恐怖に迫ります。
「死ね」と呟くと客が倒れた――。ホテルの新人社員による怪談が語られた。入社したばかりの新人社員が客に向かって意味深な言葉を呟いた直後、客が倒れ、その後、採用過程で自分を見守っていた社員に対して執拗に接近したという奇妙な話が伝えられた。

単なる職場の怪談として始まったが、蛇を20匹以上も飼っていたという事実や、「気をもらいたかった」という新人社員の言葉まで続き、スタジオを恐怖に陥れた。
10日に放送されたMBCのバラエティ番組『深夜怪談会6』では、俳優のJung Soo-youngがゲストとして出演する中、キム・ホヨンが『The Face Reader』を題材にした怪談を紹介した。
この日、Jungはマネージャーの勧めで番組に出演することになったと語り、自身を「エクソシズム系」と表現して注目を集めた。カトリックの母胎信仰という彼女は、映画『プリースト 悪魔を葬る者』に登場する退魔儀式の退魔経をかなりの部分記憶していると明かし、出演陣を驚かせた。
実際にJungはスタジオで直接祈祷文を暗唱し、収録中に奇妙なことが起こる場合に備えて「復活の聖水」まで用意してきたと明かした。その後、聖水を直接取り出してスタジオの至る所に振りまき、緊張した雰囲気を一層高めた。
続いてキム・ホヨンが紹介した話は、約9年前にあるホテルで勤務していた提供者の体験談だった。
提供者は当時、主任マネージャーとして働きながら、人の印象だけでいわゆる「嫌な予感がする人」や気難しい客をすぐに見抜くという理由で、同僚たちから「スェムリエ(勘の鋭いソムリエ)」というニックネームで呼ばれていたという。彼の判断基準は、まさに「観相」だった。
こうした理由から、上司であるチーム長の要請を受けて新人社員の面接にも参加することになった提供者は、ある志願者を見た瞬間から妙な不快感を感じたと主張した。しかし、観相だけで合否を決めることはできず、該当する志願者は結局他の新人社員たちと共にホテルに入社した。
その後、奇妙な出来事が次々と起こったというのが提供者の主張だ。
初出勤の日、新人社員は提供者の年齢を聞くと突然笑い出した。その後、提供者はその新人社員の周囲で繰り返し生臭い匂いを感じたという。しかし、他の社員たちは何の匂いも感じられなかった。
業務自体には大きな問題はなかった。むしろ新人社員は順調に組織に適応しているようだった。しかし、不思議なことに提供者の周囲を頻繁にうろつき、時間が経つにつれてその行動はより執拗になったという。
決定的な事件は、客との摩擦の過程で発生した。
ある客が新人社員に対して暴言を吐き、水まで浴びせたが、新人社員は特段の反応を見せなかった。頭を下げたまま何かを呟いており、その言葉は「死ね、死ね、死ね」だった。
そして、それから間もなく、該当する客が突然首を掴んで倒れたというのだ。
現場にいた人々は慌てざるを得ず、提供者はこの出来事をきっかけに、新人社員をより不吉な存在として感じるようになったと伝えた。
その後、状況はさらに奇妙な流れを見せた。
新人社員は提供者に継続的にメッセージを送るだけでなく、周囲を追いかけて接近し始めた。提供者がついにチーム長に状況を伝えると、チーム長も新人社員と直接対話を行った。
ところが、チーム長の口から出た言葉は、提供者の不安をさらに増大させた。
新人社員が実際に自宅で複数の蛇を飼っており、その数が20匹を超えているという事実が確認されたのだ。
特に新人社員は提供者に対し、「主任と一緒にいると生きている実感があります。私をそばにいさせてください」と言うかと思えば、「一緒にいるのが嫌なら、指を一本切ってください」など、正常な職場関係では想像しがたい言葉を口にしていたという。
提供者は結局、自分がストーキングに近い行為を継続的に受けていたと主張した。さらには、新人社員が自宅までついてきた事実も、チーム長との面談過程で確認されたと回想した。
彼が明かした理由はさらに身の毛もよだつものだった。
提供者が寅年であることを知った新人社員が、「主任の気をもらいたかった」という趣旨の言葉を言ったというのだ。
もちろん、この話は放送で提供者が伝えた体験談に基づいた怪談である。客が倒れた原因が新人社員の呟きと実際に連動していたのか、「生臭い匂い」やいわゆる「気」に関する話も、客観的に確認された事実ではない。
それでもこの怪談が恐ろしいのは、超自然的な存在そのものよりも、説明のつかない人間の行動から恐怖が発生するためだ。平凡なホテルという日常の空間に見知らぬ人が入り込み、些細な不快感が執着と脅威へと変わることで、慣れ親しんだ空間が瞬時に見知らぬ場所へと変貌する。
結局、『深夜怪談会6』が投げかけた恐怖の核心は、幽霊の存在の有無ではなく、私たちが他人の内面を完全に知ることはできないという不安に近いものだった。観相と蛇、奇妙な言葉とストーキングという要素が重なり合い、平凡な職場生活がある瞬間、取り返しのつかない恐怖の舞台へと変わってしまったのである。