キム・ヒジョン、3人の子供に「死んでも自業自得」と激怒?破格の家族ドラマが到来
家族のために尽くした母と、自分勝手な子供たちの衝突を描くKBS 1TVの新日ドラマ『お母さんが狂ったわ』が放送開始。キム・ヒジョンが型破りな母親役に挑戦。
家族のために一生を捧げてきた母親と、自分勝手に生きる子供たちの正面衝突を描いたKBS 1TVの新しい日ドラマが、茶の間の注目を集める。俳優のキム・ヒジョンが、3人の子供と四六時中ぶつかり合う母親に変身し、従来の家族ドラマとは異なる、荒々しく直球な笑いを予告した。

KBS 1TVの新日ドラマ『お母さんが狂ったわ』は、来る28日午後8時30分に初放送される。ソン・ジュンヘ監督が演出、ナ・スンヒョン脚本が執筆し、ファンタジオとモンスター・ユニオンが共同制作する。
作品は、家族のために自らの人生を犠牲にしてきた母親と、ただ自分の幸せだけを追い求めてきたもう一人の母親、そして親子の理由だけで結ばれているものの、互いに仇敵のように感じられる子供たちの物語を中心に展開される。伝統的な家族ドラマの文法である「犠牲する親と世間知らずな子供」という構図を採用しながらも、これをより過激な葛藤とコメディへと拡張しているのが特徴だ。
去る31日に公開された第1次ティーザーでは、チョ・ミミ役を演じるキム・ヒジョンと三兄妹の間の、殺伐としながらも滑稽な日常が凝縮して収められている。
家族のために生きてきたチョ・ミミは、末っ子の娘、カン・ダミ(パン・ミナ)に対し、「あんな年齢まで恋愛も一度もせずに、一生この家で老いて死ぬつもりか」と追い詰める。するとダミは「できなかったんじゃなくて、しなかったんだ」と言い返し、世代間の価値観の衝突を露わにする。
長男、カン・カンナム(カン・ウンタク)との葛藤はさらに直球だ。カン・カンナムが「母さん、俺ももうすぐ40、不惑だ」と言うと、チョ・ミミは「不惑だなんて笑わせるな。全財産を使い果たして離婚して帰ってきた身の分際で何を言っているんだ」と一喝する。次男のカン・デチ(Jonghoon Kim)も「母さん、俺を殺さないって言ったじゃん」と図太く受け流し、母子の神経戦が続く。
ついにチョ・ミミは爆発する。彼女は「子供たちがどうして揃いも揃って私にこんなことをするんだ」と叫び、「お前たちはもう、私の手に打たれて死んでも自業自得だ」と怒鳴りながら三兄妹に襲いかかる。これに対し、子供たちが一斉に「母さん、狂ったのか」と叫び、タイトルが暗示する家族間の逆説的な関係がそのまま描き出される。
興味深い点は、この作品が単に「苦労した母親」の犠牲を美化することに留まらない点だ。家族という共同体の中で、親の献身が子供には時に干渉として、子供の独立が親には裏切りとして認識される力学を、コメディと葛藤の形で解き明かす。家族を巡る愛と義務、独立と責任という相反する価値が衝突することで、世代間の関係を再考させる装置となるだろう。
キム・ヒジョンはこれまで様々な作品で、生活感のある演技と強い存在感を見せてきた俳優だ。今回は、子供たちに絶えず小言を言いながらも、結局は家族を手放せないチョ・ミミを通じて、逞しさと人間的な隙を同時に表現する予定だ。特に、極端な台詞を現実的な生活演技で消化することが、作品の喜劇的なリズムを左右すると見られている。
三兄妹を演じるパン・ミナ、カン・ウンタク、Jonghoon Kimも、それぞれ異なる方法で母親の忍耐力を試す人物を演じる。異なる欲望と失敗を抱えて生きる三人の子供が、チョ・ミミと衝突することで、家族内部の葛藤がいかにして成長と和解の物語へと転換していくのかも、主要な見どころだ。
『お母さんが狂ったわ』は、現在10〜11%台の視聴率を維持している『嬉しい私たちの良い日』の後続作だ。日ドラマ特有の早い葛藤展開と家族の物語を基に、視聴者の日常的な共感を引き出し、新たな視聴者層を確保できるかが注目されている。
結局、『お母さんが狂ったわ』が投げかける問いは、タイトルほど単純ではない。家族という最も近い関係であるほど、愛と怒り、犠牲と恨みの境界は容易に混ざり合う。キム・ヒジョンが演じるチョ・ミミと三人の子供たちが繰り広げる「家族戦争」が、笑いの後にどのような現実的な世代間の葛藤と和解のメッセージを残すのか、注目が集まっている。