歌手キム・ヨンピル、デビュー3年でLAの大舞台へ。トロットの枠を超え米公演に挑戦
アナウンサー出身の歌手キム・ヨンピルが、デビュー3年で米ロサンゼルスの大型公演「ノームノームショー」に出演。トロットに加え、ポップスやジャズなど多彩な楽曲でLAの夜を彩ります。
アナウンサー出身の歌手キム・ヨンピルが、歌手デビュー3年で米国の大型公演ステージに立つ。放送人からトロット歌手へと活動領域を広げたのに続き、自ら公演を企画・制作するプロデューサーへとまでその活動の幅を広げ、音楽的な歩みに加速をつけている。

キム・ヨンピルは、来る9月25日と26日にアメリカ・ロサンゼルスで開催される「ノームノームショー(NOM.NOM.NOM SHOW)」に出演する。今回の公演は9月の秋夕(チュソク)LAフェスティバルの一環として計3回行われ、キム・ヨンピルをはじめ、チャン・ミンホ、チョン・ロクダム、ナ・テジョーがステージに上がる。
公演の総括企画を務めたパク・ソンジュLVネクサス代表兼プロデューサーは、今回のステージの企画背景について「トロットは現在、一つのジャンルではなく成人歌謡の代名詞である」とし、「アイドル、プロデューサー、アナウンサー、テコンドー国家代表など、それぞれの道を歩んできた4人が成人歌謡歌手として一つのステージに立つ特別な公演を作りたかった」と説明した。
キム・ヨンピルは今回のLA公演において、トロットだけに留まらず、現地の観客をターゲットにポップスやジャズ、ラテン音楽まで幅広いレパートリーを披露する予定だ。
彼は「単なるステージではなく、トロットの本質である『恨(ハン)』と『興(フン)』を、アメリカ各地から訪れる観客と共に分かち合う場にしたい」とし、「最高のボイスとパフォーマンスでLAの夜を熱く盛り上げる。共に笑い、共に泣きながら、恨を解き、興を楽しんでいただければ嬉しい」と意気込みを語った。
公演ポスターも、従来のトロット公演の典型的なイメージを脱却している。キム・ヨンピルとチャン・ミンホ、チョン・ロクダム、ナ・テジョーは、1970年代のニューヨークを連想させる空間を背景にタキシードを着用し、ミュージカル映画の一場面のような雰囲気を演出した。撮影はチ・ヨンビン監督が務め、公演のコンセプトと視覚的な完成度を高めた。
キム・ヨンピルの歩みは海外ステージだけに留まらない。彼は「ノームノームショー」に先立ち、9月12日と13日に釜山のソヒャンシアター・ウリ銀行ホールにて「2026 キム・ヨンピル コンサート <ビューティフル・ライフ> - 釜山」を開催する。これは、去る4月にソウルで披露した単独コンサートのアンコール公演だ。
特に「ビューティフル・ライフ」は、長期ヒット中の同名の演劇を音楽公演と融合させた形式で、キム・ヨンピルが自ら演劇関係者と会い、公演の構造を構想し、全体の企画と実行プロセスに参加した。歌手の役割に留まらず、公演コンテンツを設計するプロデューサーとして自身の可能性を試すステージであった。
ソウル公演から約5ヶ月で釜山アンコール公演が実現したことは、当時の公演に対する観客の熱狂的な反応を示している。釜山のステージでは、「ブドウ畑で」、「帰巣本能」、「私と共に老いてゆっておくれ」などの代表曲をはじめ、釜山をテーマに構成した多様なレパートリーを披露する予定だ。
アナウンサーという言語と伝達の領域から出発し、トロットという音楽的ジャンルへと移行したキム・ヨンピルは、今や海外公演やコンテンツ企画にまで活動範囲を拡大している。デビュー3年で臨むLAのステージが、彼の音楽的なアイデンティティを国内を超えて海外の観客に刻み込む新たな転換点となるか注目が集まっている。
