イ・セドル、結婚21年目の告白「妻の心は永遠に読み解けない」
囲碁の世界的な天才、イ・セドルが、結婚21年目を迎えても妻の心を読むことは不可能だと明かし、バラエティ番組で人間味あふれる一面を見せた。
20日に放送されるKBS 2TVのバラエティ番組に、元プロ棋士のイ・セドルが共演する。囲碁の達人である彼は、結婚21年目を迎えても妻の本音は予測できないと明かし、スタジオに笑いを巻き起こした。
囲碁盤の上では相手の数十手先まで読み切るイ・セドルも、妻の心までは予測できなかった。結婚21年目を迎えても妻の本音を読み解くことは不可能に近いという率直な回答が、スタジオに笑いを巻き起こした。世界頂点に立った天才棋士の冷静な読みも、夫婦関係の前では通用しないようだ。これに、新婚生活を始めたキム・ジョングクまでもが妻の心を巡る質問に冷や汗を流し、スタジオを笑いの渦に巻き込んだ。
イ・セドルは、20日に放送されるKBS 2TVのバラエティ番組『クイズバラエティ~屋根部屋の問題児たち』に、俳優のホ・ソンテと共に共演する。この日の放送では、囲碁界で独歩的な勝負師として名を馳せたイ・セドルの人間的な面と、結婚生活に関するエピソードが公開される予定だ。熾烈な勝負の世界で冷静な判断力を見せてきた彼が、家庭ではどのような夫なのかに注目が集まっている。
会話の口火を切ったのはキム・スクだった。キム・スクは、囲碁で相手の次の一手を読むように、妻の考えも事前に予測できるのかと問いかけた。これに対し、イ・セドルは迷うことなく「妻の数は永遠に分からない」と答えた。21年間共に歩んできた妻でさえ完璧には理解できないという告白は、囲碁の達人であっても人間関係においては解けない難題が存在することを示し、笑いを誘った。
イ・セドルの回答に対し、キム・ジョングクは自信満々な態度で口を挟んだ。彼は「読みはできなくても、正解はいくつかある」と述べ、妻の心を完璧に把握できずとも、状況に応じた対応法は存在するとの趣旨を語った。しかし、ヤン・セチャンが具体的な状況を提示して質問を続けると、空気は一変した。自信たっぷりに話し始めたキム・ジョングクは即座に答えることができず、結局「考えるだけで汗がどんどん出る」と漏らし、笑いを誘った。理論上の正解は知っていても、実際の場面では容易ではないという現実が浮き彫りとなった。
イ・セドルは、普段の周囲の人々が自分を敬遠せず、気兼ねなく接してくれることを好むとも明かした。「自分を遠慮なく扱ってくれるのが良い」と語り、囲碁盤の上で見せた強烈で冷静な勝負師のイメージとは異なる姿をのぞかせた。世界的な棋士という肩書きゆえに、自分を難しく扱うよりも、気兼ねなく近づいてくる関係を好むという意味として受け取れる。激しい競争の中で相手のミスを見逃さなかった勝負師が、日常では形式よりも心地よさを重視している点が注目を集めた。
キム・スクはイ・セドルの発言を見逃さず、すぐに冗談を続けた。自身の体重が60kgであることを明かした後にイ・セドルへ質問を投げかけると、イ・セドルは「僕と同じ(年齢)だ」と返し、現場を笑いに包んだ。体重に関する質問を年齢の話へと転じさせた、機転の利いた回答だった。真剣な囲碁の話から夫婦生活、体重を巡るジョークまで続く会話は、イ・セドルの新たな魅力を引き出すものと期待される。
イ・セドルは1995年にプロ棋士として入門した後、世界トップクラスの棋士へと成長し、2003年に九段に昇段した。国内外の主要大会で数多くの優勝を飾り、韓国囲碁を代表する人物としての地位を確立した。特に2016年にGoogle DeepMindの人工知能AlphaGoと対局し、第4局で勝利を収めた場面は、囲碁史に残る象徴的な瞬間として評価されている。人間と人工知能の対決で勝ち取ったその一度の勝利は、技術が人間の領域を急速に侵食していた時代において、人間の可能性を示した出来事でもあった。
2019年にプロ棋士生活を終えたイ・セドルは、その後、放送や講演などで活動の幅を広げてきた。今回の放送で見せた姿は、「世界の囲碁天才」という修飾語だけでは説明しきれない人間的な魅力に近い。囲碁では緻密な計算で勝負を決めるが、長年共に過ごした妻の心はついに分からないという告白は、夫婦関係の複雑さを愉快に喚起する。すべての手を読もうとする努力よりも、互いを理解しようとする過程がより重要であるかもしれないという点で、イ・セドルの率直な一言は笑い以上の共感を呼び起こしている。
イ・チャンソクはMediafineの代表・編集人で、Mediafine Globalでは主にK-バラエティを担当し、K-POP、セレブ、K-ドラマの記事も執筆しています。
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