心不全を克服した90歳の俳優シン・グ「居酒屋のドアを開けて入る時が一番幸せ」
8月13日に90歳を迎える俳優シン・グが、ウェブバラエティ『チャンハンヒョン シン・ドンヨプ』に出演。心不全を乗り越えた彼が、ユーモアたっぷりに語る人生哲学と現在の健康状態に注目が集まっています。
来る8月13日に90歳を迎える俳優シン・グが、変わらぬユーモアセンスと特有の人生哲学を語り、視聴者の注目を集めた。

過去に心不全で大きな手術を受けた彼は、お酒への並々ならぬ愛情を機転を利かせて表現し、現場を笑いの渦に巻き込んだ。また、変わらぬ健康的なエネルギーと品格のある語り口で深い印象を残した。
去る6日に公開されたウェブバラエティ『チャンハンヒョン シン・ドンヨプ』の先行公開映像には、演劇『ヴェニスの商人』に共演する俳優のシン・グ、チョ・ダラン、イ・サンユンがゲストとして出演し、様々な話を交わした。
この日の進行を務めたシン・ドンヨプは、国内最高齢の現役俳優であるシン・グに対し、格別な敬意を表しながら年齢を尋ねた。
これに対し、チョ・ダランは「昨年、九旬(90歳)のお祝いをされました」と代わりに答え、シン・ドンヨプは驚きを隠せず、シン・グの変わらぬ活動に感嘆の声を上げた。
シン・グは「いつの間にかそんなに歳を取ってしまった」と淡々と笑ってみせた後、特有の余裕のある口調で、お酒に対する自分なりの哲学を語った。
彼は「お酒を飲む人は楽しく飲まなければならない」とし、「タダ酒が一番美味しい」と冗談を飛ばし、現場を笑いに包んだ。
続いてチョ・ダランが「先生は、お酒を一杯飲むのが一番のお気に入りですよね?」と尋ねると、予想外の回答が飛び出した。
シン・グは「それは重要ではない」と少し間を置いてから、「居酒屋のドアを開けて入る時が一番幸せだ」と語り、全員を爆笑させた。
お酒そのものよりも、人々と交わる雰囲気やときめきを楽しむという彼の機転の利いた表現は、特有のユーモアセンスを改めて示したものだった。
シン・グのこのような発言は、より特別な意味を持つ。
彼は2022年、演劇公演を続けている最中に突然体調が悪化し、救急搬送された。その後、心不全の診断を受けた。
当時、医療陣の判断により、心拍を安定的に維持するための人工心臓ペースメーカー挿入術を受けたが、その後の治療と回復に専念し、健康を取り戻した。
大きな手術を経験した後も、シン・グは舞台への情熱を捨てなかった。絶え間ない健康管理の中で演技活動を続けており、国内最高齢の現役俳優らしい底力を証明している。
特に、今年91歳という年齢が信じられないほど安定した演技力と舞台支配力を維持しており、後輩俳優たちにとっても模範となっている。
シン・グは、来る11日に開幕する演劇『ヴェニスの商人』で公爵役として舞台に立ち、再び観客と対面する予定だ。
シェイクスピアの同名の戯曲を原作とする今作は、人間の欲望と正義、慈悲を深く照らす古典の名作であり、シン・グをはじめ、チョ・ダラン、イ・サンユンといった実力派俳優たちが共演する。
長年にわたり大韓民国の演劇、放送、映画界を代表してきたシン・グは、変わらぬ演技への情熱と人生に対する肯定的な態度で、大衆から尊敬を集めてきた。
今回の放送でも、健康を回復した後に特有の機転と余裕を失わない姿を見せ、笑いを届け、年齢を超越した存在感と貫禄を改めて証明した。