コメディアンのイ・ソンミ、3年ごとに遺影を撮影する理由
コメディアンのイ・ソンミが、がん闘病の経験から3年ごとに遺影を撮影し、死に備える独自の習慣があることを明かした。
コメディアンのイ・ソンミが、2日に放送されたMBN「ボディーインサイト」にて、3年ごとに遺影を撮影していることを明かした。2013年の乳がん手術を経て、最期の瞬間まで明るく美しい姿を残したいという願いや、家族の負担を軽減するために死装束や納骨堂を事前に準備していると語った。
コメディアンのイ・ソンミが、がん闘病を経て死に備えるための自分なりの特別な習慣を明かした。3年ごとに遺影を新しく撮影し、死装束や納骨堂まで事前に準備しているという告白は、笑いによって人生の重みに耐えてきた彼女のもう一つの素顔を浮き彫りにした。特に、最期の瞬間まで美しい姿で記憶されたいという率直な願いとともに公開された遺影が注目を集めている。
去る2日に放送されたMBN「ボディーインサイト」では、イ・ソンミが後輩コメディアンのチョン・ヨンミと共に写真館を訪れる様子が公開された。美しく身を整えたイ・ソンミが向かった先は、他でもない遺影撮影のための写真館だった。彼女は「3年ごとに遺影を撮っている」と語り、撮影した写真をチョン・ヨンミに見せて意見を求めた。
チョン・ヨンミが「行く順番なんてない」と返すと、イ・ソンミは特有の歯切れの良いトークで応じた。「私が先に逝くように予約されている。私が先に行って、あなたが次に行くんだから、あなたも来たついでに撮りなさい」と冗談を飛ばした。死という重い題材も笑いに変える二人の会話は、現場を愉快な雰囲気に包んだ。
しかし、イ・ソンミが定期的に遺影を撮影する理由は、単なる冗談や独特な好みによるものではなかった。彼女は「年齢に見合った遺影が必要だ」とし、「私が70歳で亡くなったのに、40代の時の写真を置いてあったら変だと思う」と説明した。最期の瞬間にも、自身の現在の姿を自然な形で残したいという思いが込められた選択だった。
写真の雰囲気についても、彼女が重視する点だ。イ・ソンミは「遺影は明るいものだといい」と望んだ。死を象徴する写真ではあるが、暗く沈んだイメージよりも、生前の明るい姿を捉えておきたいという考えだ。遺影だけでなく、死装束や納骨堂まで事前に準備している事実も明かし、死を漠然とした恐怖としてのみ受け入れるのではない姿勢を示した。
こうした準備は、2013年に乳がんの手術を経験して以降、より具体化した。イ・ソンミは「がんを経験して、しておくべきことは事前にしておくべきだという考えになった」とし、「準備ができていないと、家族がうろたえてしまう」と打ち明けた。自身の最期を準備することが、残された家族の不必要な混乱や負担を軽減できるという判断だった。
彼女は「せっかくなら最期の道に美しい写真を残しておきたくて、3年ごとに遺影を撮るようになった。万が一のために事前に準備している」と付け加えた。死の準備という行為が、むしろ現在の生をより現実的に見つめさせるという点で、彼女の告白は少なくない響きを与えた。遺影を公開した姿も、生への愛着と、最期まで自分らしい姿を残そうとする意志として受け取れる。
イ・ソンミは2013年に乳がんの手術を受けた後、5年後の2018年に完治と診断された。がんという病が残した恐怖と不確実性は、完治後も人生の見方に影響を与えている。先月28日に放送されたTV CHOSUN「パーフェクトライフ」でも、彼女はがん闘病当時の記憶を振り返り、病が個人や家族に残す心理的な衝撃について語った。
当時、俳優のキム・イェリョンは、2021年の胃粘膜下腫瘍除去手術を皮切りに、翌年の卵巣嚢腫除去手術、その次の年の甲状腺がん手術まで、計3回の全身麻酔手術を受けたことを明かした。手術直前に「もし私が目覚めなかったら、子供たちはどうなるのだろう」という思いがしたという告白に、イ・ソンミも深く共感した。
イ・ソンミは「『がん』という言葉が与える恐怖は凄まじいようだ」とし、「私も乳がんの手術を受ける前日、子供たちに遺書を書いておいた」と明かした。普段は愉快で強靭な姿で大衆に笑いを提供してきた彼女にとっても、死と家族への恐怖は避けられない現実だった。
がん闘病を通じて死の可能性に直接向き合ったイ・ソンミが、3年ごとに遺影を撮る理由は、結局のところ家族と自身のための備えだった。最期の瞬間まで明るく美しい姿で記憶されたいという願い、そして残された家族が混乱に陥らないよう事前に道筋を立てておこうとする心が、彼女の特別な日常を説明している。死の準備という告白の中に、むしろ生をより大切に思うイ・ソンミの真意が伝わってきた。
イ・チャンソクはMediafineの代表・編集人で、Mediafine Globalでは主にK-バラエティを担当し、K-POP、セレブ、K-ドラマの記事も執筆しています。
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