夫は車椅子で入院、ハン・ゴウンは肋骨骨折―相次ぐ災難に「家に災いがあった」と告白
俳優のハン・ゴウンが、夫の突然の入院と自身の浴室での転倒による骨折という、相次ぐ困難な状況をYouTubeで明かしました。仕事と家族のケアの間で揺れる切実な日常を伝えます。
俳優のハン・ゴウンが、夫の突然の入院に続き、自身も浴室での転倒により負傷するという、最近の困難な時間を打ち明けた。

撮影スケジュールの都合で夫の通院をそばで見守ることができない状況の中、自分自身までもが大きな怪我を負い、予想もしなかった出来事が立て続けに襲ってきたという。
ハン・ゴウンは10日、自身のYouTubeチャンネル「高恩オンニ ハン・ゴウン」を通じて近況を報告し、「家に災いがあった」と語った。普段、SNSや番組を通じて比較的明るく日常的な姿を見せてきた彼女が、家族に相次いで発生した健康問題を直接言及したことで、ファンからも心配の声が寄せられている。
まず、夫のシン・ヨンスに突然の腰の痛みが生じた。ハン・ゴウンは当時、自身が撮影中であったとし、「突然、夫が腰がとても痛いと言い出した。病院には一人で行けると言っていた」と説明した。
しかし、状況は予想よりも深刻だった。シン・ヨンスは病院に到着した後、車椅子に乗って入り、医療陣から処置が必要であるとの説明を受けた。ハン・ゴウンは、夫が処置を受けた後、麻酔から覚めたら帰宅できると考えていたという。
当時の時刻は午前11時だった。しかし、午後7時頃に夫から再び電話がかかってきた。シン・ヨンスは入院が必要だと言って泣きながら電話をかけてきて、処置を受けたものの痛みが全く改善されないと訴えたのだ。
問題は、ハン・ゴウン自身も撮影スケジュールのために、すぐに夫のそばへ駆けつけることができなかった点だ。彼女は「その時、撮影のために一山(イルサン)に縛り付けられていた。連絡もまともにできず、撮影を続けなければならなかった」と、当時のもどかしい心境を吐露した。
家族に突然の医療問題が発生したものの、自身の生業も中断することが難しい現実が重なった形だ。特に俳優にとって、撮影スケジュールは数ヶ月前から調整されることが多く、家族に突発的な事態が起きても、即座に予定を空けることが難しいケースは少なくない。ハン・ゴウンもその間で心を痛めていたようだ。
ところが、夫の入院が落ち着く間もなく、今度はハン・ゴウン自身が事故に遭った。約2週間前、極度の疲労状態の中で浴室に入った際、床の水分に気づかず大きく滑ってしまったという。
ハン・ゴウンは「掴もうとしたけれど、それも逃してしまい、脇腹をぶつけてしまった」とし、「その瞬間、何も声も何も考えも浮かばなかった」と当時の状況を振り返った。その後、病院を訪れた結果、骨にひびが入っているという診断を受けた。
実際、浴室は家庭内でも転倒のリスクが比較的高い空間として挙げられる。水や石鹸などで床の摩擦力が低下し、転倒する過程で浴槽や洗面台のような硬い構造物に身体を直接ぶつける可能性がある。ハン・ゴウンも、単なる滑落だと思えた事故が、最終的に骨格系の損傷につながった事例である。
今回の告白は、単なる芸能人の近況報告以上の意味を持つ。俳優の華やかな日常の裏には、家族の健康問題と自身の身体的損傷、そして撮影という職業的義務までもが同時に存在する、生活の現実があるからだ。
ハン・ゴウンは1995年にモデルとして芸能界にデビューした後、ドラマや映画、バラエティ番組と活動の幅を広げてきた。『京城スキャンダル』、『神と呼ばれた男』、『ミス・モンテクリスト』などで俳優としての存在感を示し、最近では自身の名前を冠したYouTubeチャンネルを通じて、料理や日常、夫婦生活など、より私的な領域まで大衆と共有している。
2015年にシン・ヨンスと結婚してからは、夫婦の日常を番組を通じて公開することもある。特にシン・ヨンスは、かつてホームショッピングの商品企画者(MD)として働いていたが、家族をケアするために退職し、ハン・ゴウンの活動を支える生活を送っていることが知られている。二人は、互いの役割を典型的な夫婦の経済的分担に閉じ込めるのではなく、状況に応じて再構成する関係性を見せ、注目を集めてきた。
それだけに、今回ハン・ゴウンが伝えた「家に災いが重なった」という表現は、単なる誇張ではない。夫が突然の腰痛で病院へ運ばれ入院し、自身も浴室で転倒して骨にひびが入る事故に見舞われた。家族の健康と自身の健康という二つの軸が、ほぼ同時に揺らいだのだ。
さらに、ハン・ゴウンは最近も放送活動を続けている。先月公開されたコンテンツでは、撮影による精神的な苦労に言及し、白髪や眉毛の変化についても率率直に語るなど、年齢を重ねるにつれて現れる身体的な変化を自然に受け入れる姿を見せた。
結局、今回の告白で最も目を引くのは、有名俳優の華やかなイメージではなく、誰にでも起こり得る生活の脆弱性である。どれほど徹底的にスケジュールを管理し、健康に気を配っていても、家族の突然の疾患や日常の中での事故までを完全にコントロールすることは難しい。
夫の通院を見守りながら心を痛めていたハン・ゴウンは、自身までもが負傷した状況の中で、その時間を過ごしている。「家に災いが重なった」という短い言葉の中には、家族の健康を案じる気持ちと、自身の体をケアしなければならない現実、そして撮影という職業的責任を同時に背負う一人の人間の重みが、そのまま込められている。