オク・ジュヒョン「次回作をやりたくない」発言に波紋、ネットでは「契約済みでは?」との声も
歌手兼ミュージカル俳優のオク・ジュヒョンが、すでに出演契約を終えた秋の次回作について「やりたくない」と明かし、制作陣や共演者、観客への配慮をめぐってオンライン上で賛否が広がっている。
歌手兼ミュージカル俳優のオク・ジュヒョンが、すでに出演契約を済ませている次回作について「やりたくない」と語っていたことが知られ、オンラインを中心に議論が広がっている。長期間にわたって舞台に立ち続けてきたことによるバーンアウトを心配し、本人の心境に理解を示すファンがいる一方で、作品をともに準備する制作陣や共演俳優、上演を待つ観客への配慮を欠いた不適切な発言だったという批判も相次いでいる。

最近、各種オンラインコミュニティーやソーシャル・ネットワーキング・サービスには、オク・ジュヒョンがファン向けコミュニケーションプラットフォーム「Bubble」を通じてファンと交わした会話内容のキャプチャー画像が急速に拡散した。
公開された会話の中でオク・ジュヒョンは、「契約した次回作が秋にある。でも、それもやりたくない。私、最近思春期なのかな」と打ち明け、現在の率直な心境を伝えていた。
波紋が広がった背景には、この発言が単なる愚痴にとどまらず、すでに出演契約が締結された作品を控えた状況で公開されたという点がある。公演制作が相当程度進んでいる時期に、主演俳優が作品への意欲がないとも受け取られかねない発言を公にした形となり、ファンや公演界の内外でさまざまな解釈が出ている。
一部のファンは、長年にわたり休みなく舞台に立ち続けてきたオク・ジュヒョンが心理的、肉体的な疲労を訴えたものだとして、過度な拡大解釈には慎重であるべきだとの立場を示した。特にミュージカル俳優は、長い公演期間を乗り切り、高い完成度を維持するために大きな体力と精神力を費やすだけに、バーンアウトを率直に表現した可能性があるという見方も出ている。
一方で、少なくないネットユーザーは、俳優個人の心情とは別に、公の場で作品について否定的な発言をしたことは軽率だったと批判している。すでに契約を結んだ公演は、俳優個人だけでなく、制作会社、スタッフ、共演俳優、投資会社など多くの関係者がともに準備するプロジェクトであるため、発言の重みを考えるべきだったという指摘が続いた。
オンライン上では、「やりたくないならなぜ契約したのか」「一緒に作品を準備している俳優やスタッフは何が悪いのか」「キャリアを重ねた分、言葉にも責任が伴うべきだ」「公演を待っている観客の立場では失望する」「プロらしくない発言に聞こえる」といった反応が相次ぎ、賛否の応酬が続いている。
今回の議論は、最近オク・ジュヒョンが複数の懸案について率直な意見を公に示し、相次いで話題を集めていた中で起きたという点でも関心を集めている。
これに先立ち、オク・ジュヒョンは最近、音楽番組における後補正の慣行について強い批判を示したことがある。当時、彼女は「最近は歌がうまくなくても、Auto-Tuneで後作業を非常に強く行う」とし、「そういう番組とは同じ席で食事をしたくない」という趣旨の発言をして、オンライン上で賛否の議論を呼んだ。
一部では、ライブ実力の重要性を強調した信念ある発言だと評価されたが、その一方で、特定の放送環境を過度に一般化した表現ではないかという指摘も出され、意見は分かれた。
さらに、2022年にミュージカル界で大きな話題となった、いわゆる「オクジャンパン」論争も最近再び言及された。オク・ジュヒョンは当時の状況を振り返り、「謝罪を受けたことはない」と明かしたうえで、「最も後悔しているのは告訴を取り下げたことだ」と述べ、過去の論争を再び表面化させた。
このように最近続いた公開発言は、オク・ジュヒョン特有の率直で直接的な話し方だという評価を受ける一方で、大衆的影響力の大きい立場にいる以上、より慎重な表現が必要だったという批判も同時に受けている。
公演界では、俳優のコンディションや心理的負担を理解すべきだという見方とともに、作品をともに作り上げる仲間や観客を考慮した責任あるコミュニケーションも重要だという声が共存している。特に舞台芸術は、数カ月にわたる準備過程、莫大な制作費、多数の人員が投入される協業型の産業であるだけに、主演俳優の一つの発言が作品全体の雰囲気や観客の信頼に少なからぬ影響を与える可能性があるとの分析も出ている。
現在、オク・ジュヒョンの次回作のスケジュールに変更はないとされる中、今回の発言が今後の公演の興行や観客の期待感にどのような影響を及ぼすのか、関心が集まっている。同時に、相次ぐ公開発言をめぐる論争が続く状況で、オク・ジュヒョンが追加の立場を示すかどうかにも注目が集まっている。