「買わないで」と客を制止する南大門市場のスカーフ店主が話題に
南大門市場で「買わないで」と客の購買を止める逆転の発想で話題となっているスカーフ店主が、高校時代の同級生から人柄を称賛されるコメントを受け注目を集めている。急増する訪問客による混雑から、警察が出動し警護員が配置される事態となり、店主は安全確保のために営業を一時休止した。
「買わないで」と客に消費を制止する独特な商法で注目を集める南大門市場のスカーフ店主が、5日に安全点検を理由として一日営業を休止した。警察が出動するほどの混雑により、店主は制御不能な人混みへの懸念を表明している。
客に物を売るどころか「買わないで」「家に帰ったら使わない」と購買を止める逆転の発想の商法でオンラインのスターとなった南大門市場のスカーフ店主が、予想外の人脈まで公開し話題を呼んでいる。警備員や警察が登場するほど有名になったなか、高校の同級生が直接応援に乗り出したことで、彼の人間性にも注目が集まっている。
8日に放送されたYouTube「真夜中のドキュメンタリー」では、SNSを通じて全国的な関心を集めた南大門市場のスカーフ店主の物語が紹介された。単に安価な商品を販売する商人を超え、独特の口上と客への接し方で大衆の関心を引いた人物として注目を集めた。
放送に関連する動画には、ある高校の同級生がコメントを残しており、目を引いた。彼は、同級生たちが皆で応援するほど人柄の良い友人であるという趣旨の内容を記した。オンラインで突如有名になった店主に対し、学生時代を共にした友人が公にエールを送ったことで、彼の普段の品性についても関心が高まっている。
スカーフ店主がオンラインで爆発的な人気を得た背景には、従来の商業的な販売方式とは真逆の独特な話し方がある。南大門市場でスカーフを販売する彼は、客に積極的に購入を勧めるどころか、「あんたたちは今、浪費してるんだよ。買っても家に帰ったら使わない」「似合ってない。買わないで」と遠慮のない冗談を投げかける。物を売るべき商人がむしろ消費を制止する姿が笑いを誘い、動画はSNSを通じて急速に拡散した。
さらに、スカーフ6枚を1万ウォンで販売するという破格の価格も知られるようになり、関心はより一層高まった。商品の価格競争力と店主の独特なキャラクターが結びつき、南大門市場でも稀なオンラインの話題人物としての地位を確立した。購入を促すのではなく、消費者の財布を守るかのような口上が、むしろ強力な宣伝効果を生む結果となった。
しかし、人気が急上昇するにつれ、予想外の副作用も現れた。店主の店前には、彼に直接会おうとしたり撮影しようとしたりする訪問客が殺到し、人混みが制御困難なレベルまで増えたため、警備員まで登場した。警察が出動するほど現場が混雑したことで、単なる有名税を超え、安全管理の問題が現実的な課題として浮上した。
結局、営業を中断する事態にまで発展した。去る5日、YouTubeチャンネル「南大門・ダダグリ」には、安全点検を理由に当日一日営業を休むという告知が上がった。前回の先月31日にも臨時休業を知らせており、4日には営業を再開したものの、わずか一日で再び店を閉めることとなった。
店主は告知を通じて、「昨日はあまりに多くの方が集まり、警察の方々まで出動されるため、安全面が非常に心配になった」とし、「今日は一日、現場の安全点検および管理の観点から商売を休む」と説明した。有名になったことによる訪問客の増加が、必ずしも喜ばしいことだけではないという現実的な苦悩を露わにした。
彼は「私もお金を稼ぎたいが、これは違う」「この程度では対処できない。制御が効かない」という趣旨で、押し寄せる人混みに対する負担を吐露した。収益を創出すべき商人として客を歓迎するのは当然だが、過度な関心がむしろ正常な営業を困難にするという逆説的な状況に置かれている。
安全事故の予防と周辺の商人への被害を最小限にするための対応も講じられた。店主は当面の間、営業の開始および終了時間を公開せず、現場の状況に応じて運営する方針を明らかにした。オンラインから始まった小さな話題が実際の市場の混雑にまで繋がったため、訪問客による自発的な秩序維持と配慮が必要な状況となっている。
独特な販売方式で笑いを提供した南大門のスカーフ店主は、今や高校の同級生の応援や警備員の登場、警察の出動、臨時休業へと続く異例の有名税の主人公となった。客に「買わないで」と叫んでいた彼の逆転の商法が予想外の大衆的関心を引き出したなか、オンラインの人気が実際の生活や営業に及ぼす影響までもが浮き彫りになっている。
イ・チャンソクはMediafineの代表・編集人で、Mediafine Globalでは主にK-バラエティを担当し、K-POP、セレブ、K-ドラマの記事も執筆しています。
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