「副キャラ」の名手RalRal、10kg減量後にピラティス講師「チンゲンサイ」として再登場
YouTuberのRalRalが、10kgの減量で変化した姿を活かし、新たな副キャラクター「チンゲンサイ」としてピラティス講師に扮しました。現実とコントを融合させた彼女の新しい企画に注目が集まっています。
「副キャラクター(ブッケ)」の名手として知られるYouTuberのRalRalが、ダイエットによる劇的な外見の変化を活かし、新たな副キャラクターを披露した。今回は名前からして並々ならぬものがある。ピラティス講師「チンゲンサイ」に変身し、実際のスタジオの会員募集を彷彿とさせる広報文まで掲げ、RalRal特有の、現実とコントを自在に行き来するキャラクター構築能力を改めて示した。

RalRalは10日、自身のSNSに「9月の新規会員を募集します。こんにちは、ピラティス講師のチンゲンサイです」との投稿を行った。続けて「運動を初めて始める方も、ピラティスを長く休んでいた方も、負担なく始められるよう9月の新規会員様を募集します」と記し、実際のピラティススタジオの会員募集告知と見紛うほどの文言を綴った。
相談方法までもが具体的だった。RalRalは「初めてお越しの方は、カウンセリング後に現在の体の状態と運動目的を確認し、レッスンの方向性を一緒に決めていきます」と紹介。単に運動着を着て写真を撮ったレベルを超え、架空の講師とスタジオを設定し、専門的なサービスの文法までも取り入れたのだ。
公開された姿では、最近の減量によって変化したRalRalの雰囲気も際立っていた。彼女はダイエット後、一段とすっきりした顔立ちに清純なメイクを施し、レギンスと運動着姿で登場した。そこに、あまりにも真剣な表情とポーズが加わることで、むしろ状況そのものがコメディとなる構図を作り出した。
特に「チンゲンサイ」という名前は、RalRalがこれまで構築してきた副キャラクターの世界観の延長線上にあるといえる。平凡な職業や日常的な状況を一つの誇張されたキャラクターへと変奏させ、実在の人物のように話し方や外見、行動様式を細かく構成するのが、RalRalのコンテンツの大きな特徴だ。今回もピラティス講師という職業的な外装を纏わせることで、単なる運動コンテンツではなく、一つの独立したキャラクターが誕生した。
最近、RalRalは実際に大幅な減量を行い、外見的な変化も大きかったことを明かしていた。去る8月に公開したコンテンツでは、6〜7ヶ月ほどダイエットを続けており、従来の77kgから67kgへと約10kgを減量したと説明。当時は禁酒も並行し、自身の生活習慣を改善していることを明かして話題を集めた。
ただし、今回の「チンゲンサイ」キャラクターを、実際のピラティス講師活動やスタジオの開業として受け取る必要はない。現在公開されている内容だけでは、RalRalが実際にピラティススタジオを運営したり、講師資格を取得したりしたという意味と見る根拠はない。「9月の新規会員募集」という文言も、RalRal特有のシチュエーション劇のための設定と見るのが自然だ。
RalRalは2019年にアフリカTVで放送を開始した後、YouTubeを中心に活動領域を広げた。「Radio Star」、「My Little Old Boy」、「Knowing Bros」など、地上波・総合編成・ケーブルのバラエティ番組に出演し、放送人としての認知度を高め、何よりも自身のキャラクターを絶えず変奏させる手法で、クリエイターとして独自の領域を構築した。
彼女の私生活も、最近のコンテンツにおける重要な背景となっている。RalRalは2024年、11歳年上の非芸能人の男性と結婚し、同年7月に娘を出産した。当時、RalRalは結婚のニュースを伝える際、かつて非婚主義を標榜していた自分が結婚と出産を選択することになった過程を直接公開し、出産過程も自身のコンテンツを通じて共有した。
結婚と出産の後も、RalRalのコンテンツはむしろさらに広がっている。育児や自己管理、ダイエット、禁酒など、個人の実際の生活を題材にしながらも、それをそのまま記録するにとどまらず、自身の特有の喜劇的な感覚で再構成する手法だ。実際の生活と演出されたキャラクターの境界を柔軟に行き来することが、彼女のコンテンツが持つ競争力である。
今回の「チンゲンサイ」もその延長線上にある。ダイエットで変わった外見を単なる「ビフォー・アフター」の題材として消費する代わりに、ピラティス講師という新しい人物設定へと転換した。運動着と専門的な募集文句、相談方法まで組み合わせることで、実際のスタジオ広告をパロディしているかのようなシーンを完成させた。
結局、RalRalにとって副キャラクターとは単なる変装ではなく、コンテンツを拡張する一つの叙事装置に近い。平凡な日常から出発して誇張された職業や人物を作り出し、その人物が実在するかのように突き進む過程で笑いを生み出す。今回はその対象がピラティス講師「チンゲンサイ」となった。
実際にスタジオを開くか否かとは別に、「9月の新規会員募集」という一言だけで、また一つのキャラクターを作り出したRalRalの企画力は、相当な反応を呼び起こしそうだ。ダイエットによって得た変化が、単なる外見の変化を超え、新しい副キャラクターの誕生へとつながったのである。