ソン・ウニ「睡眠は死んでから」5時間睡眠に医師が警告
韓国のお笑いタレント、ソン・ウニが明かした1日5時間睡眠の習慣に、サムスンソウル病院の神経科教授チュ・ウンヨン氏が規則的で十分な睡眠の必要性を強調した。
韓国のお笑いタレント、ソン・ウニの「睡眠は死んでから取るもの」という発言と、1日5時間ほどしか眠らない生活習慣に対し、医師が健康面での懸念を示した。

先月27日、YouTubeチャンネル「VIVO TV」で、お笑いタレントのソン・ウニとキム・スクは、サムスンソウル病院の神経科教授チュ・ウンヨン氏と電話インタビューを行った。この中でチュ教授は、ソン・ウニが日常的に5時間程度の睡眠で過ごしていることについて、十分とは言いがたい習慣だとして注意を促した。
チュ・ウンヨン教授は、満18歳以上の成人にとって適切な睡眠時間は平均で7〜9時間ほどであり、広く見ても6〜11時間程度が正常範囲に含まれると説明した。これに対しキム・スクは、「ソン・ウニはいつも『睡眠は死んでから取るものだ』と言っている。やることが多くて、しなければならないことを全部終えると午前2時になる」と、ソン・ウニの普段の生活リズムを伝えた。
チュ教授は「5時間寝て大丈夫な人は、実際にはほとんどいない」と述べ、睡眠は規則的であることに加え、量としても十分でなければならないと強調した。チュ教授が規則的な睡眠習慣の重要性に触れた背景には、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がある。
メラトニンは、脳の松果体から分泌される睡眠ホルモンで、体内リズムを調整し、質の良い眠りを導く働きを持つとされる。単に長く眠るだけでなく、体のリズムに合った時間帯に眠りに入ることが、睡眠の質を左右するという説明だ。
メラトニンの分泌が活発になる時間帯は、午後11時から午前1〜2時ごろまでとされている。そのため、午後11時より前に就寝し、睡眠中は照明を落として暗い環境をつくることが非常に重要だという。また、眠る1〜2時間前からは、スマートフォンやタブレットなどの電子機器の使用を減らすことが望ましいとされた。
チュ教授は、日中の過ごし方によっても夜のメラトニンに備えることができると助言した。起床後1時間以内に20〜30分ほど日光を浴びると、セロトニンの分泌が活性化され、このセロトニンが夜にはメラトニンへと変換されるという説明だ。
一方でチュ教授は、就寝直前に強度の高い運動をすることは避けるべきだとも指摘した。眠りにつく2〜3時間前の激しい運動は交感神経を刺激し、体温を上げるため、深い眠りを妨げる可能性があるためだ。さらに飲酒についても、酒を飲むとよく眠れると錯覚しやすいものの、実際にはメラトニンの分泌を抑え、睡眠の質を低下させるとして注意を求めた。