チャ・ジヨン、生活苦と憂鬱を乗り越えられたのは「舞台」があったから
ミュージカル俳優のチャ・ジヨンが、幼少期の傷や深い憂鬱を告白。人生を支えた楽曲「As You Live」と共に、困難の中にいる人々へ真心のこもったメッセージを届けました。
ミュージカル俳優のチャ・ジヨンが、誰にも簡単に打ち明けられなかった幼少期の傷と深い憂鬱を告白し、真心のこもった慰めの言葉を伝えた。

去る4日に放送されたMBC『Songs That Survived Today - Playlist 109』では、チャ・ジヨンが自身の人生を支えてくれた「支えソング」と共に、その痛みを淡々と打ち明ける姿が公開された。
この日、チャ・ジヨンは不安定な家庭環境と生活苦の中で成長した幼少期を振り返り、その経験が自分の中に長年の憂鬱として残っていると告白。誰にも話せなかった感情だったが、舞台に立つ時だけはすべての悲しみと苦痛を吐き出すことができたと明かした。
彼女が自身の人生を支えてくれた曲として挙げたのは、ミュージカル『風の丘を越えて/西便制』のOST「As You Live」だった。
チャ・ジヨンは「『生きていれば消えていく』という歌詞が、私には二つの意味として届く」とし、「『生きていれば結局どうにか生き抜いていける』という意味でもあり、今の痛みも時間が経てば少しずつ消えていくという意味でもある」と説明した。
続いて、困難な時間を過ごしている人々へ、慎重に自身の思いを伝えた。
彼女は「あえて『頑張ってください』『大丈夫になりますよ』という言葉は簡単に言えない」とし、「無理に力を出そうと努めすぎないでほしい。どうにかしてその時間は過ぎ去る。ただ、うまく耐え抜いてほしい」と淡々と語った。
短くも真心のこもった慰めは、視聴者にも深い響きを残した。
この日の放送には、子供の出演者たちで構成された「ハングリー部隊」も参加。子供たちはそれぞれの悩みを率直に打ち明け、自分たちだけの「支えソング」を紹介した。
特に、映画『王と生きる男』に出演したチョン・ハンソルは「勉強している時、幸せではない。立派な人より、幸せな人になりたい」と語り、大人たちにも考えさせる言葉を残した。
精神健康医学科の専門医であるイ・グァンミンも、パニックや不安に対する現実的なアドバイスを伝えた。彼はパニック症状を意志の力だけで抑え込むよりも、自分の状態を理解し呼吸を調節することが重要だと説明し、自身を支えてくれた曲として「Bus Stop」を紹介した。
亡くなった祖母を思い出し涙を見せた彼は、「喪失の記憶を苦痛としてだけ残すのではなく、共に過ごした温かい瞬間を記憶する過程も必要だ」と語った。
『プレイリスト 109』は、人生の最も困難だった瞬間を耐え抜かせてくれた「支えソング」と、それにまつわる物語を通じて、計109曲のプレイリストを完成させていく音楽プロジェクトだ。
次回の放送には、俳優のチャ・インピョと正体が公開されていない特別ゲストが出演し、また別の人生の物語と慰めを伝える予定だ。