Mediafine Global
k-drama

話題性は高いが視聴率は急落―『最愛の社員』第2回で3.1%に後退

tvNの新ドラマ『最愛の社員』が、話題性ランキング10位に入る一方で視聴率は4.2%から3.1%へ急落。姜勲、キム・ヘジュン、DINOが織りなす複雑な三角関係の行方に注目が集まる。

·

滑り出しは悪くなかった。俳優の姜勲とキム・ヘジュンを筆頭に掲げたtvNの新月火ドラマ『最愛の社員』は、初回放送からロマンティックコメディ特有の爽やかな雰囲気と、アイドルファンダムを巡る興味深い設定で視線を釘付けにした。話題性ランキングにも名を連ね、序盤の期待感を高めた。

話題性は確保するも視聴率は逃す―『最愛の社員』が3%台へ急落

しかし、視聴率は期待ほどついてこなかった。第1回で4.2%とスタートした視聴率は、第2回にして3.1%まで落ち込んだ。わずか1回で1.1ポイントの下落となる。

特に、前作の『明日も出勤!』が最後まで4%台の視聴率を維持して幕を閉じたことを考えると、より惜しい成績だ。バトンを引き継いだ後続作が前作よりも低い数値でスタートしたことで、『最愛の社員』が今後視聴率の反転攻勢を見せられるかどうかに注目が集まっている。

もちろん、話題性まで逃したわけではない。『最愛の社員』はファンダックスが発表した7月第5週のTVドラマ話題性ランキングで10位にランクインした。作品に対する関心自体は存在していることを意味する。問題は、その関心が実際の視聴へと十分に転換されていない点にある。

第2回では、カン・ハギ(姜勲)とナム・ダルム(キム・ヘジュン)を中心に、本格的な関係の変化が始まった。

カン・ハギは、冷徹な外見とは裏腹に温かい内面を持つ、いわゆる「外冷内温」型の人物だ。ファッションブランド「アペロ」を成功に導いたCEOである彼は、業務においては隙のない判断力と繊細さを見せるが、新入社員のナム・ダルムが登場したことで、予想もしなかった亀裂を経験し始める。

ナム・ダルムは、大企業への入社を諦め、自分が好きなアイドルであるDINO(チャ・ウミン)を11年間応援するためにアペロに入社した人物だ。DINOとエレベーターで直接挨拶を交わし、長年のファンとしての第一の目標を達成した彼女は、今度は海外研修の対象となる優秀社員に選ばれるという新たな目標を立てる。

その過程で、ナム・ダルムはカン・ハギとDINOの間に微妙な関係があると誤解してしまう。

団体写真の中のカン・ハギの視線、「愛してる、チャン」という文言が書かれた手紙や横断幕、DINOを見つめるカン・ハギの姿などが重なり、ナム・ダルムはカン・ハギがDINOを片思いしていると確信する。結局、ナム・ダルムは彼の秘密を守ることを決意する。

しかし、当のカン・ハギはナム・ダルムを全く異なる視線で見ていた。競合他社であるSE物産の出身であるという理由から、産業スパイではないかと疑っていたのだ。

興味深いのは、この誤解が一方的な疑いで終わらない点だ。カン・ハギは黙々と業務に邁進するナム・ダルムの姿を見守るうちに、自分の判断が間違っていた可能性を受け入れ始める。

特に、先輩のキム・ミヨン(キム・ソラ)を通じて、ナム・ダルムが優秀社員選抜のために誰よりも誠実に努力している事実を知った後、彼の態度は変化する。残業したナム・ダルムを家まで送り届け、自信を失った彼女に励ましを送る姿は、二人の間に新しい感情が芽生えていることを暗示している。

バイクを避けようとしたナム・ダルムがカン・ハギを引き寄せ、二人の顔が近づくシーンも、典型的なロマンティックコメディの文法に従っている。誤解から始まった関係が好意へと変わっていく過程はジャンルとして馴染み深いものだが、二人の俳優の呼吸がどれほどの説得力を確保できるかが今後の鍵となる。

ここに、DINOというもう一つの変数が登場する。

ナム・ダルムとDINOの間には、単なるスターとファン以上の過去があった。グループD.N.Xの解散時期に、DINOがファンの一人にプレゼントしたネックレスの持ち主こそが、ナム・ダルムだったのだ。

長い間自分を覚えていて応援してくれたファンと再会したDINOは、嬉しい気持ちでナム・ダルムに直接連絡先を渡す。

DINOはアイドルから俳優へ、そして再び時代を代表するアイコンへと成長した人物だ。表向きは成功と名声の両方を手にしたように見えるが、内面には容易には表に出せない孤独を抱えている。アペロのファッションディレクターとして活動するほど、自分なりの哲学と感覚も備えている。

しかし、彼の周囲には別の葛藤が存在する。元恋人であるユン・チョイ(シン・ユナ)の執着が続く中、DINOが渡したプレゼントをカン・ハギに届ける過程で、ナム・ダルムがカードを発見し、再び二人の関係を誤解してしまうのだ。

DINOもまた、ナム・ダルムを意識し始める。残業していたナム・ダルムと偶然遭遇した彼は、自分を忘れずに覚えていてくれたことに心から感謝を伝え、その後もナム・ダルムからの連絡を待つ様子を見せた。

このように、『最愛の社員』はカン・ハギ、ナム・ダルム、DINOを中心とした三角関係を急速に構築している。

問題はまさにこの点だ。

ロマンティックコメディにおいて三角関係は強力な動力となり得るが、序盤から誤解や秘密、過去の縁、元恋人の執着、職場内の競争関係など、多くの葛藤装置を一度に投入すると、かえって物語の主軸がぼやけてしまう危険がある。

特に『最愛の社員』の最も強力な武器は、「最愛の人に近くで会うためにその会社に就職したファン」という設定だ。ファンとスターという距離感が職場という空間で崩れ、理想化していた存在の実際の姿を発見していく過程そのものが、十分に興味深い物語になり得る。

しかし、ここにCEOと新入社員の関係、産業スパイの疑惑、三角関係、元恋人の執着まで重なり、物語の重心がどこにあるのかがやや不明確になる瞬間がある。

結局、『最愛の社員』が生き残るためには、多くの事件を起こすことよりも、それぞれの登場人物に感情移入できる理由を作ってあげることが重要だ。

原作はソン・ウン作家のウェブトゥーン『ウリ・オッパヌン・アイドル(僕の兄さんはアイドル)』だ。グローバル累計閲覧数6億6000万ビューを記録し、8言語でサービスされ、ネイバーウェブトゥーンの評価点9.2点を記録した作品である。2017年9月に連載を開始し、2020年1月に全124話で完結した。

すでに強固な原作ファン層と高い話題性を確保しているだけに、ドラマが反転する可能性は十分にある。結局のところ、序盤の設定をどれだけ早く一つの感情線へと収束させられるかにかかっている。

「話題性10位」という数字は、確かに可能性を示している。しかし、視聴率3.1%は、その可能性がまだ大衆的な視聴へと繋がっていないという冷徹な指標でもある。

初回放送の4.2%から第2回の3.1%へと落ち込んだ『最愛の社員』は、今後再び4%台を回復できるだろうか。

全12話であるため、まだ時間はある。ただし、序盤の好奇心が冷める前に、カン・ハギとナム・ダルム、DINOの関係をより鮮明な感情の物語へと引き上げなければならない。さもなければ、「最愛の人」を求めて旅立ったドラマが、肝心の視聴者の心を掴めないまま迷走してしまう可能性も否定できない。

By Mediafine Editorial Team · By Mediafine 編集部 · By 오서윤 기자 · 韓国語の原文を翻訳した記事です。 · 韓国語の原文 ↗
Share Facebook X Email

Related articles