「パジャマかと思った」孫修雅、境界線を揺るがす独創的なスタイルに注目
モデル兼俳優の孫修雅が、パジャマと外出着の境界を曖昧にするスタイリングを披露。SNSで話題を呼ぶ、彼女の自由なファッション哲学に迫ります。
「パジャマを着てきたのかと思った」――。放送タレントのイ・ギョンシルの娘であり、モデル兼俳優の孫修雅が、再びパジャマと外出着の境界を打ち破るスタイリングを披露した。レースとゆったりとしたシルエットを活用した衣装は、ホームウェアを連想させながらも、それを日常的な外出ファッションとして自然に消化しており、注目を集めている。

孫修雅は最近、自身のSNSに日常を切り取った写真を公開した。写真の中で彼女は、窓際に座りながらゆったりとした時間を過ごしている。白いノースリーブのワンピースは、体に密着するよりもゆったりと流れるような形状で、随所にレースのディテールが加えられ、より装飾的な雰囲気を演出している。頭から首周りにかけて長いレース素材を纏い、独特のスタイリングを完成させた点も特徴だ。
一般的な外出着の文法から見れば、やや馴染みの薄い組み合わせである。素材とシルエット、装飾要素が、伝統的なスリップウェアやホームウェアを連想させるからだ。しかし、孫修雅はこのような衣装を「パジャマのように見えないように」変形させるのではなく、むしろその境界を積極的に活用する方式で自身のスタイルを構築している。
実際、これが初めてではない。先月も、細い肩紐とレース装飾が際立つホワイトのスリップワンピースを着用した姿が公開され、「パジャマを連想させるファッションだ」という反応が寄せられた。当時も、スリップウェア特有の軽やかでプライベートな雰囲気を日常着へと引き出したことで、相反する視線が続いていた。
ファッション史において、パジャマと外出着の境界が崩れたことは新しい現象ではない。特に1990年代以降、ランジェリードレスやスリップドレスがファッションアイテムとして定着するにつれ、下着や寝巻きを連想させる素材や形態を日常的な服装に取り入れる傾向が拡散した。最近では「ラウンジウェア」や「アスレジャー」のように、家と屋外空間を区分していた服装の境界を曖昧にする流れも一般化している。
孫修雅のスタイルも、こうした現代のファッションの流れと通じている。機能や場所によって服を厳格に区分していた過去の服装規範から脱却し、個人の好みや態度を前面に押し出す方式だ。特にホワイトカラーとレースを繰り返し選択することで、清純さと官能性、プライベートな雰囲気と公的な外出着の間の対比を意図的に作り出していると見ることができる。
孫修雅は、モデル活動を基盤に俳優へと領域を広げてきた人物だ。イ・ギョンシルの娘という家族的背景で大衆に知られているが、ファッション誌のグラビアや多様なスタイリングを通じて、自分自身のイメージを構築することにも絶えず力を注いできた。昨年にはゴールドのボディアートなどを活用した破格のグラビアを披露するなど、定型化された美的基準よりも実験的なイメージに関心を示してきた。
最近、SNSでは彼女の自由奔放なスタイルが相次いで話題となっている。先月にはスリップワンピース姿がオンラインで注目を集め、今月初めには美術館で靴を脱いだまま共有ベンチに足を乗せた写真が公開され、公共の場でのマナーを巡る反応も出た。ただし、ファッションに対する評価と、公共の場での行動に関する論争は、別個の問題として区別する必要がある。
今回の写真も、「パジャマを着て外出してきた」と断定するよりは、パジャマを連想させるデザインを日常着の文法へと転換したスタイリングと見る方が正確だ。何を着るかよりも、既存の用途や規範をどこまで変奏できるかが重要な時代である。
孫修雅が繰り返し見せるレースワンピースやスリップウェア風のスタイルは、好みの是非を問わず、自身の個性を視覚的に明確に表現する手段となっている。室内でのみ可能だと考えられていた心地よさとプライベートな美学を街へと引き出した彼女のファッションが、今後どのような形で拡張されていくのか、関心が集まっている。