ソ・イニョン「月に2億ウォンを買い物に」100億ウォン浪費説の真相を告白
歌手のソ・イニョンが、ジュエリー全盛期に月2億ウォンもの大金をファッションに注ぎ込んでいた過去を告白。認知度向上のための自己ブランディングだったという驚きの理由とは。
歌手のソ・イニョンが、ジュエリーの全盛期に稼いだ莫大な収入をショッピングに注ぎ込んでいた過去を明かした。月に2億ウォンほどを消費しており、収入は少なくなかったにもかかわらず、銀行口座の残高が底をついたという。華やかな消費習慣の裏には、認知度がそれほど高くなかった時期に、ファッションを通じて自分自身のスターイメージを作り上げたいという欲望もあったという。

ソ・イニョンは去る9日、自身のYouTubeチャンネル「ケグァチョンソン ソ・イニョン」で公開した動画の中で、ガールズグループ(G)I-DLEのソヨンと会い、新アルバムの制作に関する話を交わした。会話が財政管理へと発展すると、ソ・イニョンは現在、父親にカードを取り上げられていると打ち明け、自身の過去の消費習慣を振り返った。
ソヨンは、以前から放送などを通じて知られていたソ・イニョンのいわゆる「100億ウォン規模の収入浪費説」に触れ、会社運営や事業などに多額の資金を使ったのかと尋ねた。ソ・イニョンの答えは意外なものだった。彼女は「違うの。ショッピングに使ったの。稼ぎがあっても、月に2億ずつ使い続けたら、稼いでもなかったの。空っぽの口座(トングジャン)になった」と語った。
ソヨンが「2億ずつ使うのは簡単じゃないですよね」と驚くと、ソ・イニョンは「2億使うのが難しいの?」と問い返し、笑いを誘った。二人の消費傾向が極端に分かれた瞬間だった。ソヨンは自分は欲しいものがそれほどなく、デリバリーフードなどに支出する程度だと言い、ソ・イニョンは「この子と私は合わないわ」と切り返し、特有の直球な話し方を続けた。
ソ・イニョンが過去に巨額をファッションに注ぎ込んだ理由は、単なる贅沢としてだけでは説明しがたい。彼女は「最初から認知度があったわけではないので、服では全員を圧倒してやるという考えがあった」とし、「だからお金を全部使ってしまった」と説明した。ファッションを消費財としてではなく、大衆に自分を刻み込む一種の自己ブランディング手段として活用したという意味だ。
ソ・イニョンは2002年にジュエリーのメンバーとしてデビューした後、「I Really Like You」、「Superstar」、「One More Time」などを経て、チームの代表的な個性とスタイルを構築した。特に強烈なメイクと大胆な衣装、独特の話し方やステージパフォーマンスは、当時のガールズグループの画一的なイメージとは一線を画す要素として作用した。
彼女はこの日、ジュエリーのヒット曲にまつわる裏話も公開した。「One More Time」については、周囲から失敗を予想する視線があり、自分自身も最初は振り付けが気に入らなかったと打ち明けた。「I Really Like You」については、あまりに嫌いで、もしこの曲が失敗したらネイルサロンを開こうと考えていたが、結果的に大成功を収めたと回想した。結果として、自分が疑っていた曲たちが、むしろジュエリーの代表的なヒット曲となったわけだ。
このような経験は、ソ・イニョンのスター人生において繰り返し現れるパラドックスとも通じている。自分が満足できなかった歌がヒット曲となり、過度だと思われるほど消費したファッションが、結果的に大衆に刻まれるイメージの一部となった。当時の消費は経済的には無理があったかもしれないが、スターとしての自身のアイデンティティを構築する過程においては、一定の機能を果たしていたといえる。
ただし、大規模な消費が長期的な資産形成につながったわけではなかった。ソ・イニョン自身が「空っぽの口座になった」と表現したように、高収入と資産蓄積が必ずしも同じ結果をもたらすわけではないことも明らかになった。特に芸能人の収入は活動時期や作品の成果によって変動が大きいため、全盛期の高いキャッシュフローを持続可能な資産へと転換する財政管理が重要であるという点で、彼女の告白は単なる芸能界のエピソード以上の意味を持つ。
ソ・イニョンは最近、YouTubeチャンネルを通じて過去の華やかなイメージと試行錯誤を比較的率直に公開し、活動の方向性を再び整えている。この日、ソヨンに新曲の制作を依頼する姿も、過去のジュエリー時代のスターイメージに留まらず、新しい音楽的な出発を準備する過程として読み取れる。
全盛期のソ・イニョンを記憶している大衆にとって、「月に2億ウォンのショッピング」という告白は衝撃的に聞こえるかもしれない。しかし、彼女が直接明かした事情の核心は、単にお金をたくさん使ったことにあるのではない。自分に不足していた認知度をファッションで挽回しようとし、そうして構築したイメージが、結局スターとしてのソ・イニョンの一部になったということだ。華やかな消費と無謀な支出の間、そして自己表現と贅沢の境界線で作られた過去が、今やソ・イニョンにとって最も率直な自己反省の素材となっている。