チャ・インピョ、故チェ・ブラムを追悼 28年前のドラマでの絆を回想
俳優のチャ・インピョが、ドラマ『あなたと私』で親子役を演じた故チェ・ブラムを追悼し、当時の思い出を振り返った。
俳優のチャ・インピョは30日、ソウル峨山病院葬儀場で行われている故チェ・ブラムの殯問に訪れ、1998年のドラマ『あなたと私』で親子役を演じた思い出を語った。29日に87歳で逝去した故人に対し、チャ・インピョは「国民の父」として勇気を与えてくれた感謝を伝えた。
俳優のチャ・インピョが、故チェ・ブラムを送り出すにあたり、28年前にドラマで結んだ特別な縁を振り返った。親子役として共演した故人との思い出を明かしたなか、共に公開された当時の写真には、先に世を去った故チェ・ジンシルの生前の姿も収められており、さらなる哀愁を誘っている。
チャ・インピョは30日、自身のSNSを通じて、1998年にMBCで放送された週末ドラマ『あなたと私』において、チェ・ブラムと親子役で出演した記憶を長文で綴った。当時、作品が大きな人気を博したことで、年末に向けてチェ・ブラムにさまざまな行事への招待が相次ぎ、ある日、故人がチャ・インピョに特別な頼み事をしたという。
チャ・インピョは「ある日、先生が私に会おうと言い、ご自身が行かなければならないある場所に、私を同行させてほしいと頼まれました」と回想した。自身が即座に答えられず躊躇すると、チェ・ブラムは「インピョ、君が今回一緒に行ってくれたら、次は私も君に一緒に行ってあげるよ」と言ったという。
このエピソードを通じてチャ・インピョが再確認したのは、単なる先輩・後輩としての親交ではなかった。彼は「先生はそのような方だった」とし、「遠い後輩であっても、自分と対等な人格として認識し、接してくださった」と故人の品格を称えた。相手の地位や経歴によって人を区別せず、一人の人間として尊重する姿勢が、長い年月を経た今も鮮明に残っていた。
チャ・インピョは、ドラマの中の父親であり、現実の先輩でもあったチェ・ブラムに感謝を伝えた。彼は「お父さんのおかげで、多くの人々が慰めを受け、勇気を得ました」と、長きにわたり「国民の父」の役割を担った故人への感謝を表した。続けて「安らかに。これからは痛みがない場所で、安らぎを得てください」と最後の挨拶を贈った。
共に公開された『あなたと私』の出演陣の写真も注目を集めた。写真には、チェ・ブラムとチャ・インピョをはじめ、故チェ・ジンシル、パク・サンウォン、ソン・スンホン、ソ・ユジョンなど、当時作品を共にした俳優たちの若かりし頃の姿が収められている。特に、チェ・ブラムとチェ・ジンシルが同じ写真の中に並んでいる姿は、二人を記憶する人々に特別な響きを与えた。すでに世を去った二人の生前の姿が並ぶことで、一時代を風靡したドラマと俳優たちの時間が再び呼び起こされた。
チャ・インピョはこの日、ソウル特別市松坡区のソウル峨山病院葬儀場に設けられたチェ・ブラムの殯所に直接弔問に訪れた。取材陣に対し、遺族へ慰めの言葉を述べ、故人が苦しみや痛みのない場所で安らかであることを願うと語った。また、チェ・ブラムが長年、茶の間のスクリーンで「国民の父」として活躍し、大衆に慰めと勇気を与えたことを強調した。
チャ・インピョは特に、1960年代後半から最近まで続いた故人の演技人生に言及し、感謝の意を伝えた。一人の俳優が演じてきた役割が世代を超えて大衆の記憶に蓄積され、その人物が実際の家族のように受け入れられることは稀である。チェ・ブラムに残された「国民の父」という呼称には、長い時間視聴者と築き上げてきた情緒的な結びつきがそのまま込められている。
チェ・ブラムは、去る29日午後10時ごろ、ソウル特別市江西区の病院に入院治療を受けている最中に逝去した。享年87歳。葬儀は11月2日午前に厳修され、その後、ソウル特別市永登浦区の汝矣島聖堂にてヨム・スジョン枢機卿の執り成しにより葬儀ミサが行われる。埋葬地は京畿道坡州市の東和敬慕公園である。
イ・チャンソクはMediafineの代表・編集人で、Mediafine Globalでは主にK-バラエティを担当し、K-POP、セレブ、K-ドラマの記事も執筆しています。
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