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120kgのシン・ギル、肥満治療薬「マウンジャロ」を拒む理由「痩せたら楽しみがなくなる」

コメディアンのシン・ギルが、肥満治療薬「マウンジャロ」を使用しない理由を告白。食事の喜びとストレス解消を優先する彼女の独自の価値観が話題を呼んでいます。

コメディアンのシン・ギルが、体重減量のための肥満治療薬「マウンジャロ」を使用しない理由を率直に明かした。体重を減らすこと自体よりも、食べ物から得られる喜びやストレス解消をより重要に考えるという彼女の告白は、肥満とダイエットを巡る最近の社会的な風潮とは妙な対照をなしている。

体重120kgのシンギル、最新ダイエット薬「マンジャロ」を拒否する意外な理由「痩せたら楽しみがなくなる」

シン・ギルは9日に公開されたYouTubeチャンネル「Park Jun-myeon's Shyness」の動画に出演し、パク・ジュンミョンと共に料理を準備しながら、食習慣と体重に関する話を交わした。

この日、パク・ジュンミョンが肥満治療薬のマウンジャロに言及すると、シン・ギルは「私に対しても、なぜやらないのかと聞いてくる人がとても多い」と語った。最近、体重減量を目的としてGLP-1系の薬剤を選択する人が増えており、周囲からもマウンジャロの使用を勧められるケースが多いという説明だ。

しかし、シン・ギルの回答は意外なものだった。彼女はマウンジャロを使用しない理由について、「楽しみがなさすぎると思う」と述べた。続けて「唯一、仕事をしてストレスを解消した後に『何を食べようかな?』と考えることだ」と語り、食べ物が自身の日常において占める意味を打ち明けた。

シン・ギルにとって、食べ物は単に空腹を満たすための手段ではない。過酷な一日の仕事が終わった後に何を食べるか悩むプロセスそのものが一つの楽しみであり、食べ物を通じてストレスを解消するライフスタイルが定着しているのだ。

これは、最近の芸能界や大衆文化で広まっている「体重減量=自己管理」という公式とも異なる傾向だ。有名人の体重の変化がコンテンツとなり、短期間で何kg減量したかが話題になる環境において、シン・ギルはむしろ自分にとって食べ物が持つ心理的・文化的な意味を隠さなかった。

シン・ギルは過去の様々な番組でも、自身の体重の変化を公に話してきた。彼女は高校を卒業して20代になった直後に体重が100kgに達し、40代に入ると120kgまで増えたことを明かしている。

とはいえ、毎食の食事量が膨大なわけではないと主張した。この日、シン・ギルは「たくさん食べない」とし、キンパ1本やラーメン1個、ご飯1杯すら食べきれないと説明した。

むしろ、一つの食べ物を大量に食べるよりは、色々な種類の食べ物を少しずつ食べる方だという。「キンパ半分、サンドイッチ半分、ラーメン半分、ベーグル半分なら食べられる」と、多様な食べ物を少しずつ楽しむ自身の食習慣を紹介し、笑いを誘った。

食べ物に対するシン・ギルの好みは、直接料理をするスタイルにも表れている。彼女はパク・ジュンミョンを手伝いながら「私は一生、料理をしてこなかった。自分で作るのは好きじゃない。買って食べるのが好きだ」と打ち明けた。

ところが、デリバリー(出前)さえも彼女の最優先のスタイルではないという。シン・ギルは「注文して食べるのも好きじゃない。レストランで食べるのが好きだ」とし、デリバリーは注文した後にすぐ食べられないと味が落ちるように感じると説明した。

それにもかかわらず、食べ物に関連して支出する費用は相当なものだった。シン・ギルは一ヶ月のデリバリー代として「300万〜400万ウォン」と述べ、周囲を驚かせた。文脈からすると数百万ウォン台のデリバリー代を意味する発言と思われ、彼女の並外れた外食生活を推測させた。

ただし、このような発言はシン・ギル特有の誇張された話し方やバラエティ的な文脈を考慮して受け止める必要がある。実際の月間支出規模を客観的な消費明細として確認できる資料が提示されたわけではない。

彼女がマウンジャロを選択しないということも、肥満治療薬そのものに対する否定的な見解とは区別して見る必要がある。マウンジャロをはじめとする肥満治療薬の使用の是非は、個人の健康状態や治療目的、副作用の可能性などを総合的に判断し、医師と決定すべき事項だからだ。

シン・ギルの発言において重要なのは、薬の効果やダイエット方法に対する判断というよりも、自分にとって食べ物がどのような意味を持つのかについての率直な告白に近い。体重を減らすことで得られる利益と、食べ物から得られる満足感の間で、自分なりの選択をしているということだ。

特にシン・ギルは、長年自身の体型を隠すよりも、むしろ放送の素材やキャラクターとして積極的に活用してきた。「食べる人」というイメージが彼女のギャグやバラエティ活動において一つの個性として定着したが、その裏には体重と食習慣を巡る個人的な悩みも存在していた可能性が高い。

最近では、肥満を単なる意志の問題と見なさず、一つの慢性疾患としてアプローチする視点が拡散しており、治療方法も多様化している。同時に、外見や体重を絶えず評価される芸能人にとって、減量は健康を超えて、イメージや職業的な競争力の問題にも繋がり得る。

そのような環境において、シン・ギルの告白は少し異なる問いを投げかける。「どれだけスリムになるか」ではなく、「何を犠牲にしてまで体重を減らすのか」という問題だ。

結局、シン・ギルにとって食べ物は、数字だけで換算できるカロリーや体重の問題ではない。一日の労働を耐え抜いた後に自分に与える小さな報酬であり、人々と関係を築く方法であり、時には人生の単調さに耐えるための楽しみでもあるのだ。

120kgという数字だけでシン・ギルの食習慣を決めつけることができない理由もここにある。マウンジャロを使用しないという彼女の選択も、ダイエットの正否よりも、自分にとって何が人生の楽しみであるかという、極めて個人的な判断として捉える必要がある。

執筆 オ・ソユン(오서윤)記者 · Mediafine 編集部 · 韓国語の原文を翻訳した記事です。 · 韓国語の原文 ↗
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