ユン・ミンスの元妻キム・ミンジ、離婚後の慶州での内省を明かす
歌手ユン・ミンスの元妻キム・ミンジが、離婚を経て慶州で過ごした時間を振り返り、自身の内面を見つめ直した心境をSNSで明かしました。過去を人生の一部として受け入れ、未来への期待を語ります。
歌手ユン・ミンスの元妻キム・ミンジが、離婚を経て自身の人生を振り返り、一段と落ち着いた心境を明かした。

慶州で一人時間を過ごしながら過ぎ去った日々を回想した彼女は、かつては人生が崩壊したと感じていた瞬間でさえ、今では人生を構成する一つの場面として受け入れられるようになったと語った。終わった関係にしがみつくのではなく、過ぎ去った時間に感謝し、まだ見ぬ人生に期待するというメッセージだ。
キム・ミンジは去る3日、自身のSNSに慶州の各地で撮影した写真と長文の文章を公開した。写真には、静かな風景を眺めたり、傘を差して街を歩いたりする姿などが収められている。華やかな近況を誇示するのではなく、一人で時間を過ごしながら自身の内面を見つめる、旅に近い雰囲気であった。
彼女が綴った文章には、過ぎ去った時間への内省が込められていた。キム・ミンジは「すべきこと、守るべき関係、耐えなければならない感情」に集中して生きてきた結果、自分が本当は何を望む人間なのかさえ忘れていたと振り返った。家族や関係性を中心に自身の役割を果たすことに慣れすぎた時間が、かえって自分自身を見つめ直す余裕を奪っていたという意味として読み取れる。
特に、過去を見る視線の変化が顕著であった。彼女は、かつて自分の人生が崩壊したと思っていた時間も、今では人生という長い物語の中の一場面に過ぎないと表現した。終わったことには少し悲しみ、過ぎ去った時間には少し感謝し、これから訪れる時間は初めて期待できるようになったというのだ。これは離婚という出来事そのものを否定したり美化したりするのではなく、その時間を自身の人生全体の中に再び配置しようとする態度に近い。
ユン・ミンスとキム・ミンジは2006年に結婚し、同年、息子ユン・フを授かった。二人は結婚18年目の2024年に離婚を発表したが、親としての関係まで断ち切ることはないとの意向を示していた。キム・ミンジも当時、互いへの信頼に基づき、ユン・フの母と父として最善を尽くすという趣旨の立場を表明していた。
その後、二人は離婚後も息子を中心に関係を続けてきた。2025年にはユン・フと共に日本旅行に出かけた姿が公開されたほか、SBSの『My Little Old Boy』では、離婚後もしばらく共に生活し、家財を整理する過程が紹介されたこともある。当時、ユン・ミンスは周囲から二人の関係について「偽装離婚」という憶測が飛び出したことに対し、事実ではないと直接否定した。キム・ミンジもユン・フの卒業式などの重要な瞬間には共に過ごす意思を示し、親としての役割を強調していた。
ユン・フは、父ユン・ミンスが出演したMBCの『パパ、どこ行くの?』を通じて、幼い頃から大衆に知られる人物となった。当時、ユン・ミンスとユン・フが見せた父子の関係は番組の主要な物語の一つであり、「フヤ」という愛称と共に大衆から愛された。現在、ユン・フはアメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル校で学業を続けている。
キム・ミンジにとって今回の慶州旅行は、単なる休息以上の意味を持つ。長い間「誰かの妻」であり「ユン・フの母」という関係的なアイデンティティの中で生きてきた時間を経て、今、自身の欲求や感情を再び見つめ始めたという点にある。もちろん、SNSに公開された数枚の写真と文章だけで彼女の現在の人生をすべて判断することはできないが、少なくとも彼女が過去に対峙する言葉が、以前よりも一段と落ち着いたものになったことは明らかだ。
人生において関係が終わったとしても、その関係を構成していた時間まで消えてしまうわけではない。キム・ミンジが過ぎ去った時間を「感謝している」と表現したのも同じ文脈だ。結婚と離婚、親という役割をすべて人生から消し去るのではなく、その中にあった喜びと傷を共に認め、次の場面へと進もうとしているのだ。
慶州の緩やかな風景の中でキム・ミンジが語ったのは、離婚の後日談というよりも、むしろ「その後の人生」への期待であった。過去には崩壊に見えた時間が、今では過ぎ去った場面となり、まだ見ぬ時間は初めて期待できる未来となった。彼女の今回の旅は、結局のところ終わった関係を振り返る記録というより、長い時間を経て再び自身の人生を主語にし始めたという、静かな宣言に近い。