李同国の長女ジェシ、米名門大進学を直前に断念しソウルで独立へ
元サッカー選手、李同国の長女ジェシが、米ニューヨークへの留学を直前に見送り、ソウルでの独立生活を選択。名門FITへの進学を控えた中での、キャリアと人生を見つめ直す決断の背景に迫ります。
元サッカー選手の李同国の長女、ジェシが、アメリカ・ニューヨークへの出発をわずか3日前に控え、進路計画を電撃的に修正した。アメリカのファッション名門大学で学業を続ける代わりに、ソウルで独立生活を始め、学校の外での経験を先に積むことにしたのだ。単なる留学の放棄というよりは、早期進学によって周囲よりも早く駆け抜けてきた一人の青年が、一時的にスピードを落とし、自身の人生を再設計するための選択に近い。

ジェシの母親であるイ・スジンは9日、自身のSNSを通じて娘の独立のニュースを伝えた。当初、ジェシはアメリカ・ニューヨークに本校を置くファッション関連の大学で残りの学業を続ける予定だったが、出国を3日前に控えて家族と長い対話を行った末、ニューヨーク行きを断念した。
決定の背景には、「卒業証書のためにこれからの2年間を過ごすことが、果たして最善なのか」という現実的な悩みがあった。イ・スジンは、同年代よりも2年早く大学に進学したジェシが、現在の同年代基準では大学1年生ほどの年齢だが、すでに3年生の課程に入っている状況だったと説明した。
イ・スジンは娘に対し、学業を急ぐよりも先に社会に出て仕事をしてみたり、失敗も経験したりしながら、自分に本当に必要な勉強が何であるかを知っていく過程が必要ではないか、という趣旨で話したと伝えられている。結局、ジェシはアメリカで定められた学業経路をそのまま踏むよりも、ソウルで自ら生活しながら新しい選択肢を模索する道を選んだ。
これはジェシの成長過程とも重なる。ジェシは幼い頃から一般的な教育経路とは異なる道を歩んできた。ホームスクーリングを経て、学校という制度の中での決められた競争よりも、多様な経験と自己主導的な学習を重視する教育環境を経験し、その後、自身が関心を示していたファッション分野へと進路を具体化させた。
ファッションは単なる関心事を超え、ジェシの実際の経歴にもつながった。彼女は2022年にパリやミラノなど海外のファッションショーの舞台に立ち、モデルとして注目を集め、その後、ファッション関連の学業を通じてモデルを超え、ファッション産業全般への理解を広げようとする歩みを見せてきた。
2024年には、アメリカ・ニューヨーク州立大学のファッション技術大学(FIT)への合格ニュースを伝え、新しい教育段階に入った。当時、イ・スジンはジェシがモデル活動を整理し、デザイナーの勉強をより深く行うことにしたと明かしていた。FITはニューヨーク・マンハッタンに位置するファッション特化の教育機関で、カルバン・クラインやマイケル・コースなど、ファッション界の巨頭を輩出したことで知られている。
その点で、今回の決定は進路を諦めたというよりは、進路を確定する前に現実の世界をもっと経験してみようという選択として見る余地がある。ファッションを学ぶという目標は維持しつつ、必ずしも大学という空間の中だけで答えを見つけなければならないという前提から一歩退いた形だ。
特にジェシは、すでに同年代よりも早い学業課程を歩んできたという点で、今回の選択はさらに注目を集める。周囲よりも先に大学に進学し、比較的早い時期に海外のファッションの舞台まで経験しただけに、今は「早く卒業すること」よりも、自身の関心と適性を具体化するための時間を確保することが重要であるという判断が働いたものと思われる。
イ・スジンもまた、娘の決定を見守りながら、親の役割が変わるべき時期だと打ち明けた。「成人になればみんな独立して出ていくもの」と日頃から強調してきたが、実際に娘が一人で住むと言い出したことで、予想していなかった感情が押し寄せたという。
彼女は、ジェシがソウルで一人生活をしながら、食事や生活費、スケジュールなどを直接管理し、自ら選択と責任を担うことになるだろうと伝えた。親が代わりに決定し解決してくれる方式から脱却し、試行錯誤までもが本人の分担として受け入れられる過程が始まったわけだ。
イ・スジンが「私が代わりにやってあげる愛ではなく、これからは一人でやり遂げられるように信じてあげる愛をしなければならない時が来たようだ」と明かした部分は、今回の変化の核心を凝縮している。子供を保護する段階から、子供の選択を見守る段階へと移る親の心情がそのまま込められている。
ジェシの変化は、李同国の家族が一般に知られてきた方法とも対照的である。『The Return of Superman』を通じて幼い頃から家族と共に成長する姿が公開されていた5人兄弟の中で、ジェシは比較的早く自身の関心分野を見つけ、モデルとファッションという独自の領域を構築してきた。今や、有名なスポーツスターの娘という背景よりも、一人の大人として自身の選択と結果を背負わなければならない時期に入った。
何より今回の決定は、「名門大進学=成功」という単線的な公式に問いを投げかける。大学を中断したり休学したりすることが必ずしも失敗を意味するわけではなく、逆に名門大の学位を取得したからといって進路が完成するわけでもない。すでに多くの経験を積んできたジェシにとっては、むしろ学校の外でぶつかる時間が、次の選択を具体化するための実験場になり得る。
ニューヨーク行きの飛行機に乗らないからといって、ファッションへの夢まで諦めたわけではない。むしろソウルで独立して生活しながら、自身の好みや能力、経済的な自立の可能性を試した後、必要であれば再び学校に戻ることもできるというのが、今回の選択の本質に近い。
幼い頃に放送を通じて成長過程が公開された少女が、今や親の腕を離れ、自身の生活を直接整えていく大人になった。ジェシにとって今回のソウルでの生活は、アメリカの名門大進学という華やかな経歴よりも、より現実的で手強い「人生の授業」となる可能性が高い。
結局、今回の選択の成否を分けるのは、ニューヨーク行きを諦めたかどうかではなく、ソウルでどのような経験を蓄積し、その経験をどのように次の進路へとつなげるかにかかっている。卒業証書を一時的に後回しにしたジェシが、自ら選択した独立生活を通じてどのような新しい答えを見つけ出すのか、関心が集まっている。